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漫画「ミステリと言うなかれ」が痛快過ぎる!日常を推理する哲学事件漫画がヤバイ

皆さんお待たせしました!!

痛快で、最高に気持ちいい
これまでに無かった切り口の
推理物語を見つけましたよ!

いやー、もう
気持ちいいったらありゃしない。

全巻揃えたい作品に出会えました。

今回は、漫画「ミステリと言う勿れ」
魅力をネタバレなしでご紹介します!

ミステリと言う勿れのあらすじ

どこにでも居る天然パーマの大学生、
久能 整(くのう ととのう)は、
冬のある日に自宅でカレーを作っていると
突然やってきた警察官に
殺人事件の容疑をかけられる。
次々と紛れもない証拠を突きつけられる
主人公。覚えのない様々な証拠、
絶体絶命の状況で彼の人生は一体どうなる?

子供から大人まで脳をフル回転しながら
楽しめる、新感覚の哲学推理物語。

ビビ

自分なりに考えて書いてみたら
こんな感じになったよ。ちなみに、
「ミステリと言う勿れ」と書いて、
「ミステリと言うなかれ」と読みます。
あらすじ……。

現状のAmazonに書いてあるあらすじよりは、
いいんじゃないかな……。

ナゾの男

おい

ミステリと言う勿れの見どころその1:頭脳明晰なトーク

この漫画はとても面白い舞台劇を
観ているような気持ちにもさせてくれます。

主人公の天然パーマ。
久能 整(くのう ととのう)が、
淡々と矛盾を突いて
勢いよく推理していくその様が
最高に気持ちがいいんです。

ネタバレ防止で無難なシーンしか
載せられないですが、

▼例えばこんなシーン
※画質が粗い&撮影に失敗してしまってます。
見づらくてごめんね。

漫画ミステリと言う勿れの見どころシーン1
漫画ミステリと言う勿れの見どころシーン2
漫画ミステリと言う勿れの見どころシーン3
漫画ミステリと言う勿れの見どころシーン4
漫画ミステリと言う勿れの見どころシーン5
漫画ミステリと言う勿れの見どころシーン6
上記画像の出典:ミステリと言う勿れ1巻(田村由美著)

どうでしょう、なんとなく、
雰囲気が伝わったと思います。
本当は他にもたくさん紹介したい所はあるのですが、
ストーリーの性質上、ネタバレもなく、
可能な限り無難なシーンがこのシーンでした。

上の画像で載せた内容は、
内容的にこれまでTwitterやネットで
様々な情報に触れている人であれば、
一度は聞いたことや見たことのある
話だと思います。

主人公は、ただ淡々と相談者を責めるでもなく、
馬鹿にするでもなく、ただ淡々と答えていくんです。
それも、分かりやすく面白い例えやウンチクを使って。

そして、普通であれば最後の
「無関心になっていくだけです」というシーンは
入れなくても充分に成り立つシーンです。

しかし、この作者さんは
この最後のシーンを
あえて入れてくるんです。

ちゃんと余韻が残る様に設計している。

読者自身に考える余白をわざと残したまま
話を終わらせる技術があるんです。

  • ①普段疑問に思っていることを
  • ②明確な例えやウンチクで
  • ③いやらしくなく
  • ④尚且おもしろく
  • ⑤スッキリするように明確に答え
  • ⑥読者が考える余白と余韻を残しつつ
  • ⑦適切な量のコマでまとめる

こう並べてみると、どれだけスゴイことを
平気でやってのけているんだと驚きます。

今載せたシーンとは別に、

この作者の技術力で
事件を解決に導こうとします。
それも、人の深層心理の海に潜り込んで
読者と共に、その深い海底から、
きらりと光る、生活の糧となるような
輝きのある一言をしっかりと
毎回見つけてくれます。

いや、読者と共に見つけるんです。

そんな事ができる漫画。
これは、スゴイ……。
実写化間違いなしの漫画ですよ。

ミステリと言う勿れの見どころその2:設定が秀逸すぎる

そもそもですが、設定が秀逸過ぎます。

事件解決系の物語って
正直もう飽き飽きしてませんか?
いつもと同じ駅、同じ道路、同じ景色、
このままで良いのだろうか?
とふと歩いていて思っちゃう感覚。

どうせどこに行っても事件が起きて、
どうにかこうにか解決して、
犯人はこの中に居る!って指をズバッと
さした所で自供してって、
そんなのが事件解決系でしょ?

って思ってる人も多いと思う。
正直、飽きてました。

けど、この漫画は推理する点では
普通の推理モノと同じですが、

主人公がまぁーー動かない。
その場から動かない。
電動スケボーに乗ったり、
サッカーボールを蹴ったりしない。

これは、公式のあらすじに書いてある内容だし、
5ページ目からすでにそうなっちゃうので、
ネタバレでは無いと見込んで書きますけど、

身も蓋もない容疑がかけられるんです。
それで、まぁ細かくは書かないですけど
事情聴取とかもちろんありますよね。
動けない状況になるじゃないですか。

漫画って絶体絶命な状況をどう切り抜けるかって
見どころですよね。
ジョジョだって、毎回ワンパターン化してた
スタンド使い(敵)との争いも、絶望過ぎる状況を
毎回わざと作って、主人公を死の寸前まで
追い込んで、追い込んで、その脱出の過程を
漫画の見どころにしてました。

この漫画、3ページ目ぐらいから
もう危機的状況。
事情聴取やら色々あって
動けないんです。

絶望な状況でも、この主人公は
どうにか乗り越えようとするんです。

これまで身動き取れない状況になる
推理モノの主人公なんて、
劇場版公開した時ぐらいじゃない?
なんか、大げさなものとか使うでしょ?
爆弾とかビルの壁走ったりするでしょ、
体は子供!頭脳は大人!とか言って。

この漫画はいい意味で、
淡々としてる。馴染みやすいし
リアルな場面でズバズバ切り込んでいく。
その1点だけ取っても、
危機が用意されている設定そのものが秀逸。

作者は一体何者なんだ。
きっとそう思う。

無双状態。
推理モノに突如現れたスーパースター。
コロンブスが新大陸を発見したような
インパクトがある。

ミステリと言う勿れの見どころその3:すべての読者に関係する話

漫画ミステリと言う勿れの見どころ-すべての読者に関係する話
画像の出典:ミステリと言う勿れ1巻(田村由美著)

ホントこの漫画は、事件の推理だけじゃないのが
おもしろい。普通の事件解決モノと比べて、
扱うテーマが日常に潜むナゾなんです。
※もちろん事件も扱います。

上の画像だと、

「真実は一つ?真実は一つなんかじゃないよ。」

と言って自然な流れで

「真実とは?」

というテーマを解説しはじめます。

哲学的ですよね。
ここで、勘のいい読者なら

「真実はひとつじゃない?
人それぞれとか言うんだろ?どうせ」

と思うかもしれません。

その程度で終わっていれば、
僕がわざわざ紹介してません笑

本編で楽しんで欲しいので、
こちらでは載せないですが、

分かりやすく、解説してくれます。
しかも、真実とは?というテーマ。

普段「考えるという事」を全然していない人にも
分かりやすく説明しているし、
僕みたいな哲学大好きっ子で、
普段から人生とは?何かとか、
人間とは?何かとか
めちゃめちゃ考えてきました!

って人でも、

答え合わせ的な感覚で楽しめます。
あぁ、こんな説明の仕方があったんだ。
なるほど。となる場合もあるし、
それ分かる、ってのももちろんありますが、
説明の仕方がとても丁寧。
毎度素晴らしいなと思います。

そして、何より

こういったテーマって、

すべての読者の生活に密接に関係している
話なんですよ。

普段、考えることをあまりしない人は、
物事を多面的に見る視点を得られます。

「真実とは?」というテーマもそうですが、
「人はなぜ殺したらいけないの?」
「育児問題」

などなど、他にも沢山ありますが、
「全ての読者に関係する様々なテーマ」
を取り扱っています。

主人公を大学生にしたのも、
この部分に切り込めるからなんですね。
目が離せません。

ミステリと言う勿れの名前に隠された意味

あくまでも予想になってしまいますが、
「勿れ」という言葉は、否定系なんですよね。
「なし」の命令形であり、
動作の禁止に用いる言葉です。

表紙には、英語で

「Do not say mystery」
と書かれており、

直訳で「ミステリーだと言わないで」

という意味合いになります。

まだ1巻を読み終えたばかりで考察するのも
申し訳ないですが、

ストーリーを見る限りだと、

限りなく読者に密着している
テーマを扱っています。
先ほど書いた項目ですね。

すべての読者に当てはまる謎を
扱っています。

こういった哲学は、
誰にでも当てはまるし、
日常を豊かにする
とても重要なテーマにも
関わらず、あまり深く
切り込もうとする人が居ません。

少なくとも、僕の周りはそうでした。

哲学?はぁ、何それ宗教やってんの?

って印象らしいです。
※私は無宗教ですが、決して宗教を馬鹿にしてる訳ではありません。

自分で考える力を身につけると、
普段の生活も大分ラクになるし、
とても大切なんですよね。

その現代人の物事の考えなさに
危機感を覚えて、日常の謎を推理する
ミステリーモノを作ろうと考えたのでは無いでしょうか。

だからこそ、主人公は大学生でなければならなかった。
探偵のプロでも、ジャーナリストでも、
刑事でもない、等身大の大学生。
等身大の大学生でないと、共感要素に欠けます。

細かく設定を作り上げて、
そんな何も考えない現代人への
危機感をタイトルに込めた。

あなた達がミステリーだと言って
嫌煙しているその疑問。
それこそが、本当に価値あるもので、
ミステリーをミステリーと言わないで、
身近なテーマとして、
考えることをして欲しい

そういう意味が込められているとしか
思えません。

だって、多くの人が
漫画のタイトルをスムーズに読めない。
「なかれ」なんて普段使う人居ないから。

きっと編集部でも、「読者が探しづらいですよ」
って話は出たと思う。

けれど、それでも、
「いいや、このタイトルだからこそ意味があるんだ」

と付けている。

「なかれ」なんて普段使う人居ないから、
みんなそのタイトルの意味を探し出す。
調べ直す。自発的に探してもらって、
考えるきっかけを与えているのでは?

と思います。

まとめ

まとめると、すげぇ漫画出てきたぞって
感じでした笑

すんませんね。とりあえず、
立ち読みとかせずに1巻買っちゃってもOK。
確実に当たる漫画です。

自分は1巻買って、
あぁーーーー続き読みてえぇえよ!
最初でまとめて買っておけばよかった!!

って思った方ですがw

1巻で充分に面白さは伝わるし、
もうテンポがよくて最高なので、
最初は1巻だけでもいいのかなと。

少女漫画ですが、
馬鹿にしちゃダメですよ。
少女漫画。

クオリティ高いです。

良き漫画に出会えて幸せです。
作者の田村由美さんありがとうございます。

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