皆さんこんにちは。
美しい日本語が好きなビビです。
わたくし、
そういうちょっといい感じの
言葉が好きでして、
誰にも見られる事なく
封印していた自分だけのノートに
当時の僕が必死にまとめて、
一人で読み返しては
「ええなぁ」
っとなっていた美しい日本語集を
ご紹介します。
目次(この記事で分かること)
美しい日本語
これは有名かもしれませんが、一応書いておきますね!
誰そ彼時(たそがれどき)と彼は誰時(かはたれどき)
夕暮れどきと夜明け前のうす暗い時間帯を
表す言葉です。
夕暮れに最愛の人を待っている状況で
「誰が彼だろう」とドキドキしながら待つ場面から
誰そ彼時という表現が生まれ。
明け方に最愛の人を待っている状況で
愛しい人と一緒にいるところを誰かにみられないように、
さとられないようにと心配する「彼は誰どき」
という表現が生まれたっぽいです。
素敵ですよね
ビビ
風薫る(かぜかおる)
という意味らしいです。
風薫るの三文字だけで、情景が浮かぶような表現を
みんなで共有しているってほんと素敵。
静謐(せいひつ)
こちらも絵が浮かびやすいですね。
玉響(たまゆら)
使い方:たまゆらの恋、たまゆらの青春、たまゆらの幸せ
これも、情景が浮かびますね。玉が響くという感じそのものが
絵になっているような感覚です。すごい。
水面(みなも)
友人と伊勢へ遊びに行ったときのこと。
二人でのんびりと川の流れを眺めていました。
そのとき彼女が「水面がキラキラしていて綺麗だね。」とポツリ。
あぁ、みなもとは美しい日本語だなあと思いました。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
花吹雪(はなふぶき)
外国人に一番きれいだと思う日本語は何?というアンケートをした結果
圧巻の第一位が「花吹雪」だったそうです。桜吹雪もきれいな響きですね。
ちなみに、桜の舞う速度と雪の降ってくる速度はほぼ同じだそうで
根拠のある言葉なんだな~と妙に感心しました。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
うたかた
うろ覚えなのですが、池田理代子さんの「お兄さまへ・・・」という作品の中で薫の君が主人公に
「あぶくのことを昔の日本語でなんて言うか知ってる?」
「うたかた」
「美しいねえ、日本語は」
って語りかけるシーンがあって・・・美しいなって思いました。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
花筏(はないかだ)
水面に桜の花が散ったのを、筏に見立てた表現。
青時雨(あおしぐれ)
冬の季語「時雨」に青葉の「青」を付して
初夏の表情をだした言葉。
上記2点引用:まほろば歳時記シリーズ「花の名前」「雨の名前」「風の名前」より
青時雨(あおしぐれ)
冬の季語「時雨」に青葉の「青」を付して
初夏の表情をだした言葉。
すがた
すがた ですね,姿.人物が服を着たところをやや離れて見た様子です.
日本人は昔からおしゃれだったんです.
引用:金田一春彦著「日本語」(岩波新書)より
波の花(なみのはな)
波が白く砕けるさま、転じて塩のこと。塩が死に通じるのを忌むことから。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
あこがれ
あこ(魂)が体からかれて(離れて)
思いを寄せる人のところに言ってしまうことという説明を高校生のときに聞いて、それからずっと
忘れずに大切になた言葉です。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
日本の料理用語
英語などの簡明直裁な言葉と違って、日本の料理用語は(雅びとまでは云えませんが)風情があります。
茹でこぼす(煮立ったら茹でた水を捨てる)
炒りつける(水分が無くなるまで炒める)
湯止め(茹で汁が冷めるまで材料を入れておく)
煮含める(材料に味が染み込むまで煮る)以上は、一語の英語には置き換えられません(かなり長くなる)。
ふろふき大根、もみじおろし、白髪ネギなどの言葉も“いとおかし”です。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
愛しい(かなしい)
高校時代に万葉集東歌で、「愛しい」を「かなしい」と当てるのを知って、やられました。古いことばに触れたくて、大学では万葉集専攻しました。日本語、大好きです。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
花氷(はなごおり)
夏に室内を涼しくするために立てる氷。中に花や金 魚を封じ込めてある。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
お酒の温度を表現する日本語
飛び切り燗(とびきりかん)
熱燗(あつかん)
上燗 (じょうかん)
ぬる燗
人肌燗 (ひとはだかん)
日向燗(ひなたかん)
冷や (ひや)
涼冷え(すずびえ)
花冷え(はなびえ)
雪冷え (ゆきびえ)上から下に行くほど温度が下がるわけですが
とても趣のある表現だと思います。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
蝉時雨(せみしぐれ)
私は、むか~しむかし(10代だった頃←遠い目)
鎌倉で 急に降ってきた雨をしのぐのに
当時のボーイフレンドと木陰で 雨宿りをして、
晴れてきたら 急にセミが鳴き始め
「今度は蝉時雨か」と言ったカレの言葉が忘れられません「この人がすきっ」って全身で思った瞬間でした
蝉時雨、SEMI・SHIGURE 情緒があって大好きです
あと数週間で 久しぶりに日本滞在です
脳みそを「全開放」していても 耳に入る言葉が
全~部 理解できる喜びが 待っているのかと思うと
もうワクワクしますきれいな 日本語に会える滞在になりますように!
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
ビビ
こんな感覚なんですね!日本語って。
こういう気持ちで
日本に遊びに来てくれるのって
すごく嬉しいですね!
泣けてきちゃう。素敵
さざなみ=小波=細波
全部さざなみと読む
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
耳を澄ませる
日本語独特の表現です。他国の言語に変換できない。
引用:発言小町 (http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0611/188498.htm?o=0&p=2 )
まとめ
あぁ、なんて素敵なことばたちでしょう。
昔、必死にノートにメモしてたの分かる。
すごい分かる。なんか読後感、気持ちいいし、
日本語っていいなぁってしみじみ思う。
昔のノートを読み返してて、どこから引用したものだろう!
って調べたら発言小町さんのサイトからでした。
もう10年以上も前にあったスレなので、
なかなか探せなかったけど、こうやって、
掘り起こして、シェアして、みんな
「はぁ〜ええなぁ〜」
ってなったら嬉しい。
発言小町さんの方は、
スレそのものが古すぎて
書き込みできなくなっていたので、
これを見ているあなた!
何か素敵な日本語あったら、
コメント欄に書いてくれたら嬉しい!
もしくは、自分みたいにノートにまとめてた!
って人は、問い合わせフォーム貼っておくので、
送ってくれたら記事にするので、ご協力お願いします!
引用元があれば、ちゃんと明記したいので、
あればそちらも教えてくれると嬉しい!
みんなで、ほんわかしましょっ!
ちなみに、
他にも美しい日本語をもっと味わいたい方に、
▼こちらの本すごい良かったです!
同じ文庫本を2冊、
Kindleバージョンを1冊持ってます笑。
通勤途中などに読みたいなと思って
Kindle版を買ったのですが、
うまく整ってないデータ?で読みづらくて
結局、文庫本バージョンしか読んでないです。
なので、文庫本の方をオススメします。
大昔の人が書いた和歌が沢山載っていて、
今の時代の感性で読んでも
全然表現が色褪せてなく、
ビビ
こんな美しい表現を……マジ?
みたいな感じや、
ビビ
普通にバズるぐらいクオリティ高い詩じゃん。
今読んでも最高じゃないか……。何者なんだこいつら……
みたいな感覚になります。
昔の人から学べるものは多いです。
何度もマーカーを引いてました笑。
心の底からいい本だなと思います。
この高田さんって方の現代訳が
読みやすくて良かったですよ〜
ビビ
それじゃあまた!
ありがとう。
この記事を読んで幸せな気持ちになりました。
お気に入りに保存して、繰り返し読ませていただきます。
ありがとう。
>>hiromiさんコメントありがとうございます!
こちらこそ読んで頂きありがとうございます(^^)!
また何かあればまとめて書いていきます★
蝉時雨の引用されている文章
日本人の方の話したと思うのですが